今や権威となっている憲法学者・長谷部恭男氏の
『憲法の良識』という新著が送られてきたので、
ペラペラめくってみたら、山尾志桜里を名指しで
批判している。
山尾氏が憲法9条を実定法と同じように考えていて、
自衛隊のできることを「ポジティブリスト」として、
一つ一つ憲法に書きこもうと主張していると書いて
あるのだ。
批判するのなら、相手の主張をちゃんと理解して
書かなければダメだ。
「立憲的改憲案」は自衛隊法に書いてあることを
憲法典の中に書くものではない。
自衛隊ではなく、「自衛権」を明記して、これに
制限を加え、米国の侵略戦争に追従しなくていい
国にしようというアイデアだ。
長谷部氏は完全に誤解している。
まったくこれだから「憲法学者の権威」というものを
わしは信じる気になれない。
長谷部氏は「変えなければいけないというのなら、
その理由を示してください」という護憲派の憲法学者
に同調しているが、山尾氏にしろ、わしにしろ、
明確にその理由を示している。
長谷部氏も反対した安保法制の成立により、一部とは
いえ集団的自衛権が解除されたことにより、米国の
侵略戦争に巻き込まれてしまうリスクが高まったからだ。
長谷部氏は今じゃ集団的自衛権の行使に賛成になった
のか?
長谷部恭男氏は憲法学の権威とされている。
だが、勝手に主張を歪曲した山尾志桜里の案山子を
立てて、それに向かって唾を吐くのは止めなさい。
誤解してるのだから、5月3日の「ゴー宣道場」に
来て、堂々と山尾氏と議論していただきたい。
ギャラも払うから、ぜひ飛び入り参加されることを
待っている。
一般の人たちの参加のための応募締め切りはあと
2日(22日)に迫った。急げ!